第1回『D-1ドラム選手権』詳細/2007-4月
第2回D-1ドラム選手権詳細/2010-3月
第3回 D−1ドラム選手権/2012-4月
第4回 D−1ドラム選手権/201×年 受付中!
第5回 D-ドラム選手権チャンピオン大会/201×年 有名プロドラマー受付中!
★
感動を有難う!
無垢な青年達よ
その命を削るほどの演奏に
我々は感動した!
対戦のあと互いの健闘を称え 抱擁し手を握る姿は
またまた我々を感動させた
感動をありがとう!
ここにドラムの原点がある
ここに音楽の原点があるのだ
みんな!感動をありがとう!
優勝者、吉野慎太郎君にはナイロビ往復の切符をプレゼント!
第3回 D−1ドラム選手権/2012-4月
ウダウダ言うな!ドラムはパワーじゃ!
パワーだけで勝負するコンテストがあってもいいじゃないか!
K-1があり、J-1もF-1ももある。だったらDrumsの一番があったっていい。
名付けて『D-1ドラム選手権』。
並外れてデカイ音を叩ける(愛する)者は、並外れて小さな音も叩ける(愛する)
並外れて速く叩ける者は、並外れて遅くも叩ける
それだけ音のダイナミッレンジが大きく、音のキャパシティーが広いのである
その度量を擁したドラマーが音楽を表現するとき、並外れた表現が出来る
これもひとつの音楽性である
音響は無い
照明も無い
あるのはドラムと己の肉体のみ
さあ、ステージの上でガチンコ対決じゃ!!
★ゲスト/ピットインのみ
★歴代チャンピオン対決!!
竜巻太郎/初代チャンピオン VS MASATO/二代目チャンピオン
★ゲストバンド⇒ジャズ界のハードコアと呼ばれる某有名過激バンド
ヒゴヒロシ(暴走エレベー)/近藤直司(狂乱サックス)/のなか悟空(無冠の岩窟王)
■審査基準と審査員と判定
★審査基準
判定基準はいかに「デカくて速い」雷様に近づけるか。且つ音楽的であるか。分かっているとは思うが、判定は極めて曖昧ではあるが、それが芸術というものである。判定で敗れてもたまたまそうなっただけ。人それぞれの個性や好みがあるし、音楽は特定の好みやジャンルに束縛されるものではない。
★審査員
・副島輝人氏(ジャズ批評家=生けるフリージャズの語り部)
*フリー・ジャズの生き字引のような人。
*一切の事前予想情報は伝えてない。
・松原隆一郎氏(東京大学教授/大道塾4段・柔道3段の格闘家)
*過激なジャズへの憧憬は深い。ワシの富士山頂ライブにも一緒に上ったほど。アフリカドラム旅の際には、ワシの遺体回収を名乗り出た。
*人身悟空の会会長
*一切の事前予想情報は伝えてない。
・近藤直司(のなか悟空&人間国宝のサックス吹き)
*なんてたって30年間もワシと一緒にやっていれば、「速くてデカイ」のを耳にタコが出来るほど聴いているわけだから、審査基準は先天的に備わってるようにもの。ただし一切の事前予想情報は伝えてない。
・ピットインの店長⇒決戦の「ピットイン」
*国内外一流の演奏を毎晩聞いている店長の耳は、肥えすぎるほど肥えているぞ。ただし一切の事前予想情報は伝えてない。
・お客さんの拍手の数
★判定
・審査員の旗の数=旗の色の多い方が勝者
・もし審査員が甲乙つけがたくて棄権した時、残る審査員の旗の数。
判定が割れた場合⇒お客さんの拍手の数
客の拍手の数は審査委員長の副島輝人氏が判断する⇒それでも拍手が五分五分だった場合は、対戦者同士のジャンケンとする。
■賞品
めでたく初代D-1チャンピオンになった者には、、
優勝=ナイロビ往復のオープンチケット(3-6ヶ月オープン。安い時期のマイナー・エアーに限る)。
★狭い日本の中だけではなく、アフリカの鼓動とリズムを、自らの目ん玉と耳で確かめて来いや。現地滞在費や留守のアバート代は自分で工面すべし。留守の間にカノジョ盗られても知らないょ。また現地で事故などに遭ったり、マラリアなんかで死んじゃったりしても責任は持たない。予防注射代は自分持ち。ドラムの道はキビシイのだ。
★優勝者は自分でパスポートを取得すること。ナイロビ行きの時期を特定したら(航空券の安い時期に限る)、ケニアのビザを取得すること。そのあと悟空が優勝者の口座に速やかに代金を振り込む。
■出場者心得
★メールやケータイ等、マメに連絡が取れない場合は失格になる可能性があります。
★遅刻は失格
★本番以外は音を出さないように。
大きい音を大事にする人は、小さい音も大事にするよ。チューニングは自宅でして来てね。
★ステージ上での喫煙、飲酒は絶対禁止。
★頑張って叩き過ぎて死んでも責任は持ちません。医者や看護士やAEDが必要な人は自分で用意すること。
★とにかく客が来なきゃあ盛り上がらない。まずは客を呼ぶこと!
★出場者は優勝しないと、いっさいのギャランティーは発生しません。
★D-1選手権に於いて、頑張りすぎて死んでも、一切責任は負いません。
医師や看護士は用意していません。医師資格を持った者はいるけど、アテにしないでください。
★アフリカに行って事故や病気で死んでも、一切責任は負いません。それも運命だと甘受すべし。
『D−ドラム選手権』/野郎どもの肖像権について
■無い!
根拠=今日の自分は昨日の自分より上手くなっているはず。よって過去の映像で下手だったとしても気にしちゃイカンから。
主催者がD−1ドラム選手権の試合についてカネにすることは・・・まず無いし、そんな声もかからない。you-tubeにアップすることはあるかも知れないが面倒だし、それがカネには結びつかない。
■異存がある者は棄権すること。
■自分で儲けるべし!
ドラム合戦の模様は知人がすべて録画してくれているはず。それをDVDに焼くので1枚2000円と送料程度で分けてくれると思う。欲しい者はそれを買って、自分で勝手にコビーして売って儲けてくれ。
これjでの出場者の中にはDVDにして百枚単位で売った者もいるのでそうすればいい。ただしその場合は「なってるハウス」なり、「新宿ピットイン」なりに一言お断りの挨拶をするのが礼儀なのでそうするように。もしDVDを売って大儲けした場合は、撮影者に御礼の幾らかを払ってくれれば撮影者も嬉しいだろう。
■出場者
@ナム /千葉県 シングルペダル
クンクンニコニコ共和国」のドラマー/前回に続き2度目のチャレンジ
http://www.geocities.jp/kunniko92/
A北海の白熊 どすこい岩村 ツインペダルでも ダブルペダルでも
天性のフリージャズ・ドラマー
B南紀の怪男児 和歌山県/坂井
啓伸 シングルペダル
http://www.youtube.com/watch?v=lIvXBiw13Kg&feature=player_profilepage
http://www.youtube.com/watch?v=9gCw-vN6UCY&feature=player_profilepage
C田中みゅうじ / 大阪の怪童 祝!高校合格!/大阪府 シングルペダル
15歳のくせに音も図体もデカイ!
「みゅうじ」はミュージックの「ミュウジ」。親の期待が伺えるぜ!
Dシンゾー
ダブルペダル
出身:奈良県
ノイズバンドENDONの唯一の生楽器ドラム担当。
ENDON:myspace
http://www.myspace.com/end0n
ENDON:YOUTUBE
http://www.youtube.com/watch?v=hROQIdIKPcg&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=P-0sCRUd1w8&feature=related
E大角
兼作 第2回のD−1ドラム選手主権の準優勝者 シングルもダブルも可/神奈川
らぞく
http://makingfrf.eplus2.jp/article/41247087.html
F吉野慎太朗 25歳 シングルペダル
TIALA/ハードコアバンド
http://www.youtube.com/watch?v=1cAATBzGyyY
G突貫小僧の井上裕介(STINGER) シングル
ウルガで邂逅。ひたむきな突貫精神に感動した。27才
動画/http://www.youtube.com/watch?v=t1vxydN_sHc
Htaka(Uk)inc.(シキソクゼクウ) 28才 ダブルペダル
マシンガン・ツインペダルは一聴の価値あり!
好きなもの:阿波踊り
影響を受けた音楽:Nuno Bettencourt / SUICIDAL TENDENCIES / TSUYOSHI NAGABUCHI
UNSLOW
H.P
http://www.unslow.net
my space
http://www.myspace.com/unslow
動画
http://www.rsst.tv/artist/unslow/index.html
シキソクゼクウ H.P
http://sszk.org/
my space
http://jp.myspace.com/1004911652
taka(Uk)inc.@::SSZK::の赤裸々な日々(ブログ)
http://ameblo.jp/mmtvsszk/
(NEW)シキソクゼクウ「ユーサネイジア」
http://www.youtube.com/watch?v=TLe49zRD-T4
Iあっとオドロク!「がじぃ」
シングルペダル(ダブルでも可)
ウルガで邂逅。脳裏に焼きつくキャラ。
個人主義激場
動画/http://www.youtube.com/watch?v=mJ890jBMJPc&feature=youtube_gdata_player
J柿崎幸史/岩手県被災地枠 シングルペダル
1987年生まれ/岩手県在住
ドラマー。コンポーザー。
『すっげえドラマーだよ』と、盛岡のジョニーのマスターが推薦
K失神!リーゼント・力道山・スー シングルペダル
ウルガで発見!おいおい、失神するまで叩くかい。感動!ドラマーの鏡じゃ。
L内田潤哉(WALTZ) シングルペダル
ウルガで発見!パワーあるわ。元気!
youtube画像 「waltz 混沌」⇒殆ど判断材料にならへんW。
Mドラム原人HIKO(GAUZE) ダブルペダル 第1回のD−1ドラム選手主権の準優勝者
その筋では有名なハードコアバンド、GAUZEのドラマー
N小林 健太郎 シングルペダル
愛知県名古屋市 29歳
現在、Libra,Cosmo23というバンドでの活動をする傍ら、ドラムソロ演奏での活動に没頭中。
竜巻太郎主催の第一回名古屋場所ドラムバトル、先日行われたドラムスファイトクラブデュオに出場
OKiyasu/前回出場から2年・・・彼はひたむきに走り続けて来た・・・。シングルペダル
http://www.kiyasu.com/
韓国ソロライブ
http://www.youtube.com/watch?v=1-Hhrescrss
SETE STAR SEPT マレーシアライブ
http://www.youtube.com/watch?v=THhTluaoq4w
上記いずれもひたむきに叩き、表現を続ける姿が感動的でさえある。
韓国では失笑も買っているが、彼の意図はもっともっと深いところにあるはず。
竜巻太郎が「陽」の覇者なら、彼は「陰」の番人なのかも知れない。
■なってるハウス対戦組み合わせ発表!
基本的にダブルペダルはダブルペダル同士。シングルペダルはシングルペダル同士で対決。一番見ごたえがあり、楽しめる組み合わせにした。
★第一試合
若武者ロック対決⇒ひたむきに流す汗に感動!
吉野慎太朗 VS 内田潤哉
★第二試合
最遠隔地対決/はるばる遠くから上京して負けるわけにゃいかんぜよ!
南紀の板井/和歌山 VS 柿崎幸史/岩手
★第三試合
新高校生VS失神男対決
ミュウジ/大阪 VS スー
★第四試合
突貫小僧対決⇒紅顔の美青年たちの競演
井上裕介 VS 小林 健太郎
★第五試合
門番対決
がじぃ VS 大角 兼作
★第六試合
2度目出場対決⇒どっちかを蹴落とすのだ!
ナム VS Kiyasu
★第七試合
ダブルペダルのマシンガン対決
taka ダブルP VS シンゾー ダブルP
★第八試合
珍キャラ対決
HIKO ダブルP VS どすこい岩村 ダブルP
これを8人に絞り、「ピットイン」にて本戦となる
ただし対戦の不運で実力があるにもかかわらず緒戦で負けた者は、敗者復活戦にて本戦に出場できる可能性もある。その場合は対戦数の関係で、本来なら1対1のところを3人で戦い1人だけが勝ち上がるという組み合わせになる。
★★「なってるハウス」試合結果★★
おかげさまで大盛況!でした。
出場者ならびに来られたお客さんに心から御礼申しあげます。
またこういった企画に賛同して場所を提供してくれた「なってるハウス」さんにも改めて御礼申しあげます。
★★★★★★★★★★勝負は時の運!たまたま破れてもクサらないこと★★★★★★★★
@第一試合
吉野慎太朗 S VS 内田潤哉 S
■僅差で判定割れ(審査員の旗が2対1になること)
勝者=吉野慎太朗 S
A第二試合
南紀の坂井/和歌山 S VS 柿崎幸史/岩手 S
勝者=南紀の坂井 S
B第三試合
新高校生ミュウジ S/大阪VS失神男対決 S
勝者=スー S
C第四試合
井上裕介 S VS 小林 健太郎 S
勝者=小林 健太郎 S
D第五試合
門番対決
がじぃ S VS 大角 兼作 S
勝者=大角
兼作 S
E第六試合
2度目出場対決⇒どっちかを蹴落とすのだ!
ナム S VS Kiyasu S
勝者=Kiyasu S
F第七試合
ダブルペダルのマシンガン対決
taka W VS シンゾー W
■判定不能により客の拍手で決定
勝者=シンゾー W
G第八試合
珍キャラ対決
HIKO W VS どすこい岩村 S
勝者=HIKO W
★★★★★★★★★★★★敗者復活選手★★★★★★★★★★★★
内田潤哉 S
井上裕介 S
taka / W
どすこい岩村 S
以上の選手は決戦のピットイン出場に向けて準備してください
4/8 ピットイン決戦
■試合組み合わせ
★予選の勝ち残り組8名と、敗者復活組4名を
★今回の対戦は抽選の予定。
敗者復活組みと勝ち残り組に別々に適当にカードを引いてもらい、引いた番号が自分の番号になる。
★ツインペダル(審査員に事前に通達)もシングルペダルも一緒くたの対戦になるが、ポイントが同ポイントの場合は、シングルペダルの勝ちとします。
★3人の場合の対戦時間は15〜20分の予定。
その間、A対B、B対C、A対Cの対戦になるよう、こっちで指示します⇒うしろから羽交い絞めにして強引に止めさせます
★負けても気にしないこと。好みは人ぞれぞれ、勝負は時の運。増してや音楽性はまた別のところにある。
試合結果報告
抽選による対戦組み合わせの結果、
第一試合=敗者復活戦
taka W vs 井上裕介 S⇒taka W の勝ち上がり
第二試合=敗者復活戦
どすこい岩村 S vs内田潤哉 S ⇒内田潤哉 S の勝ち上がり
第三試合
小林健太郎 S VS シンゾー W⇒小林健太郎 S の勝ち上がり
第四試合
吉野慎太郎 S VS スーS ⇒吉野慎太郎 S の勝ち上がり
第五試合
坂井ひろのぶ S VS taka W VS
HIKO W⇒坂井ひろのぶ S の勝ち上がり
第六試合
kiyasu S VS 内田潤哉 S VS 大角謙作 S ⇒大角謙作 S の勝ち上がり
準決勝戦
第七試合
小林健太郎 S VS 吉野慎太郎 S ⇒吉野慎太郎 S の勝ち上がり
第八試合
坂井ひろのぶ S VS 大角謙作 S ⇒坂井ひろのぶ S の勝ち上がり
決勝戦
吉野慎太郎 S VS 坂井ひろのぶ S ⇒吉野慎太郎 S の優勝!
★準優勝者にはドラマーの植村昌弘氏から某メーカーの新品ツインペダルが贈られました。
D-1ドラム選手権考察 のなか悟空/2012-4月10日
@/タムの数
■タムの数の多い方が得か?
ハッキリ言って、速く移動できる者には得かも知れない。
だが、タムの数が多くなるほど移動のパターンも多くなるから、同じフレーズの移動だけしていると、逆に自分の首を絞めることになる。
かつてビリー・コブハムはメルタムの移動が呆れるほど速かったが、かといってその連続では聴く者には食傷気味になる。右から移動すれば左からの移動も欲しいし、中から右、左、ひとつ飛んで右、左、等々とタムの数が多くなればなるほどバリエーションも増えるが、その練習も大変になる。
ということで、結局は通常の3点セットが一番無難な数ということになる。せいぜいタムを1個にするのか、2個使うかどうか程度の差異だ。
いずれにせよ、問題はタムの数ではなく、聞こえなければどうにもならんということだ。
A/スネアの材質と深さ
■一番聞こえるスネア
一番前に座っていると、一番聞こえて耳が痛くなるのがスネアの音。
これがよくよく観察するに・・・木胴だと音がマイルドで耳には突き刺さりにくい。その音は深さが深いほどマイルドでタムの音に中に溶け込んでしまい、埋没して聞こえにくくなってしまう場合もある。でも個人的には深い木胴がの音が好きで、叩くと最高に気持ちいいのである。
そんな深い木胴は口で言えないほどのイイ音がするのだが、ことD−1みたいなドラム格闘技になると、耳に突き刺さる音のするメタルのスネアーには叶わない。しかも自分で叩いて自分の耳が痛くなるから、メタルのスネアは自分としては使わない。
B/バスドラのサイズ
■18と20では?
なってるハウスでは18のグレッチのBDと20のパールのBDのセットを2台並べて対戦したわけであるが、まん前に座っていた1人の審査員いわく、20のパールの方が鳴るとのこと。その審査員人はパールのBDに近い位置に座っていた。
私は自分のグレッチの18のBDの前に座っていたのだが、自分の18が鳴ると思いたい。だが・・・僅差でパールの20の方が鳴っているかも?という程度だった。
■18と20と22では?
ところが−−−ピットインではバスドラムのサイズを、18と20と22インチの3台のドラムを並べて対戦したわけだが、18はグレッチ、20は私自慢のウガンダの大木くり貫きバスドラ、そして22がピットインのパールであった。
私はたまたま18BDの前にいたわけだが、そこでは隣のウガンダくり貫きの20の音は殆ど聞こえない。増してやウガンダBDの向こう側のパールの22は全く聞こえず。
これは逆もまた正なりで、私と反対側にいた人は、私と真逆の現象に見舞われていたに相違ない。早い話−−−特定のBDに一番近いは、その特定のBDしか聞こえない−−−のだ。たぶん。
ただ言えることは、タイコ類の音がこれでもか!というくらいビッシリと埋まった状態においては、低くて篭った音よりもむしろ、デンデンという小口径のBDの方が音が通るのではないか−−−との確信に近いようなものを感じたのではあるが・・・第2回大会では16インチのBDが全く聞こえなかったことを考え合わせれば、あまり小さすぎるBDは対象外であるということも言えるのだ。
バンドにドラマーが1人の場合は、大きな口径のBDの方が説得力がある低音が出せるのだが、1バンドに複数のドラマーかいる場合は、むしろ18インチくらいの方が、目立つ音がするのではないか・・・と思う次第である。うん、もちろんマイクを通さないナマ音の場合である。いずれにせよ、BDのサイズと鳴りの関係は・・・まだよくワカラナイ。
C/シングルか?ツインか?
■シングルか?ツインか?
そりゃあWのペダルなら、2本足で踏むんだから倍の速さでBDの音が連打できる。だから単純に2倍のBDの音が出せる。それで私などはもう20年近く前からWペダルを使っているのだが、曲想によってシングとWを踏み分けている。
そのWペダルというのは、エレキベースと掛け合いをしたり、超速いエイトビートの連打ではシングルでは到底出来ない速いフレーズを踏めるので持って来いなのだが、問題はそのフレーズだ−−−単純に16分音符の連打で低音部を敷き詰めるだけの場合が多い。
だが、これはある意味単純すぎるため聞く者の耳が慣れてしまう。これは車のアイドリングみたいなもので、傍でずっと鳴っていると慣れてきてしまう。シングルペダルだって同じリズムを連打していれば飽きてきて気にならなくなってしまうので、問題はシングル・Wに関わらず不規則に印象的なリズムを踏み込むことによって、聞く者の耳を慣れさせないよう喚起している。
■上半身がおろそかになってしまうWペダル
体験的に言えることだが、シングルのPとWのPを使った時のライブの疲労度は、圧倒的にWPを使った時の方が疲れる。
なぜか−−−WPの場合は階段を駆け上がっている状態に似ている。その階段を駆け上がりながら上半身はあちこち叩かねばならないからだ。もーにも関わらず客席からは一心に踏み続けている両足は見えない。しかも加齢すると両足のヒザへの故障の原因にもなる。
かたやシングルPの場合は、WPほどの疲労度は感じない。
なぜか−−−右足のみ、しかもインパクトでもって叩く時のみ体重をかける。左足は体力的には休んでいるのも同様だし、体重の負荷が無いので、全く疲れない。そのぶん上半身のテクニックやタム移動に体力を使える。客席から見てもシングルPのドラマーの方が、体力的に余裕があるように見え、テクもあるように見えると思う−−−今回シングルPのドラマーたちが堅実に勝ち上がっていったのは、そういった要素が原因ではないかと思われる。
■Wペダルを踏んで、翌日筋肉痛にならないために・・・
スクワットをやったり階段を上ったりする筋トレを考えたが、スクワットはヒザに宜しくない。階段はウチの近所に無い。そこで私の考えた方法は写真のタイヤを引っ張る方法。これを毎日散歩のついでに引っ張れば、まずライブ後の下半身の筋肉痛は無くなる。
D/どのタムが鳴るのか?
■12か13か14か?
今回、D−1のためにドラムセットを自分で2台用意し、後は店のを1台借りた。自前のセットはどのタムが1番鳴りがいいのか、近所の原っぱで思いっきり叩いてチューニングをした。
結果−−−12のタムはメーカーは国産、外国製を問わずダメ。13インチならどのメーカーでもOKー。値段の高い安いは関係ない。FT(フロアータム)は14がいい。16は低すぎてバイドラムと音を被るためダメ。
ヘッド(皮)は何がいいのか−−−?
2重の皮はいい音がするのでマイクで取ればいいが、電源ナシのドラム合戦では音がミュートされて聞こえない。よって薄い昔っからの一般的なヘッドがいい。
そば鳴りなのか、どーなのか−−?
試奏をすれば詰まっているようでどうしょうも無い音でも、思いっきりひっ叩けば、瑣末なことは関係ない。結局、ドラム合戦の場合は、鳴るとか鳴らないとか、一切関係なくて、思っきりひっ叩かないと始まらないということが分かった。
したがって・・・タムは13の薄いヘッドと、FTは14の薄いヘッドがドラム合戦にはいい。BDも然り。昔っからの薄いヘッドの方がよく聞こえるのだ。
■D-1ドラム選手権これからの展望
★将来、これまでの優秀者と準優勝者を集めて、グランドチャンピオン戦をやり、『真の日本一』を選びたいと思っているのだ。もちろん主催者特権で「のなか悟空」も出させていただく。優勝者にはナイロビ2回往復の切符、またはそれに相当する金額を贈呈しようと思っている。
取らぬタヌキのアイデア案
その@
格闘技の殿堂、後楽園ホールのリングの上で、赤コーナー&青コーナーに分かれて対戦する。
そのA
宮本武蔵と佐々木小次郎のように、巌流島で対決する。
■201×年 第4回 D−1ドラム選手権
受付中!
★技量に自信のあるヤツは技量審査あり!
★技量に自信の無いヤツは、『のなか悟空&人間国宝(くのいちジンコクでも可)』のライブを最低3回は聴きに来ること。来場証明のサインをするので、それが3枚溜まれば出場を許可する。
出場予定者
*ミュウジ
*どすこい岩村
*がじぃ
*シンゾー
*内田潤也
*井上裕介
*taka
*スー
*D-1ドラム選手権出場は2回まで挑戦出来ます。
■201×年 D-ドラム選手権チャンピオン大会/出場予定者
*竜巻太郎 (2007第1回D−1ドラム選手権優勝者)
*HIKO (2007第1回D−1ドラム選手権準優勝者)
*MASATO (2010第2回D−1ドラム選手権優勝者)
*大角兼作 (2010第2回D−1ドラム選手権準優勝者)
*吉野慎太郎(2012第3回D−1ドラム選手権優勝者)
*坂井 啓伸 (2012第3回D−1ドラム選手権準優勝者)
*○×○×(第4回D−1ドラム選手権優勝者)
*○×○×(第4回D−1ドラム選手権準優勝者)
<声かけ予定のシード選手=本気対決につきシードだって負けることがあります>
*田中正義
*のなか悟空
*本多珠也
*植村昌弘
*大沼志郎
*中村達也