お笑い愛犬物語/8 
2013/05/05
2014/03/31まで



5756.お笑い愛犬物語/その××/初めてのお散歩 返信 引用

名前:のなか悟空 日付:5月5日(日) 7時51分

■初めてのお散歩
 いつも夕方にはシェパードのチョースケを散歩に連れ出すのだが、マック爺は我関せず。だが、よっちゃんはいつもお見送りだけ。なんだか今日の様子ではよっちゃんも出かけたそうだったので、思い切って連れ出すことに。

 もちろん首輪もロープも無い。そこで適当なヒモを首に結んで息子に引っ張らせた。すると引っ張られるのは嫌いなようで付いて来ない。じゃ、ってんでよっちゃんを先に歩かせたら・・・歩くわ、走るわ、蛇行するわ、逆戻りするわで、どこに行こうとしているのか進路の予測がつかない。

 とにかく私も息子もよっちゃんを踏まないようにしての、大わらわの初めてのお散歩。だけどなんとなく様子が分かってきたのは、よっちゃんはチョースケの周りを衛星のように付いていく----然るにチョースケを普通に散歩していれば、チョースケの周囲1メートル程から外には行かないという法則を発見したのである。


■すべての匂いが新鮮!
よっちゃんにしてみれば道端の道草から道路の匂いから、他の犬のマーキングの匂いから、ネコの匂いから、鳥の匂いから、あらゆる全ての動植物の匂いが新鮮に、まるで匂いの万華鏡の中に飛び込んだかのように楽しい初めてのお散歩だったに違いない。
 
 近いうちに首輪を買ってあげるしかあるまい。ロープはまだ適当なヒモで十分だろう。


写真はもらってきたばかりのヨッチャン



5771.お笑い愛犬物語/2度目のお散歩 返信 引用

名前:のなか悟空 日付:5月28日(火) 22時12分

■2度目のお散歩
 よっちゃんは貰って来た当初より体重も倍ほどに増えたので、そろそろ2度目の散歩に連れて行ってあげようかと思い、首に鎖の首輪をしてロープをつないで初めての散歩に出た。

 写真にあるようにチョースケのまっすぐ前進に対して、よっちゃんはチョースケに対してクサビ型に進む。早い話がチョースケに対してV型に進むものだから、チョースケが歩きづらいことこの上ない。かわいそぅ・・・。

 しかもよっちゃんったら右に行ったり、左に行ったり、蛇行したりで、2本のロープがめちゃくちゃによじれてしまう。それじゃこっちがタイヘンだからよっちゃんのロープを外してやった。


■まるで惑星のよう
 それでもよっちゃん相変わらずチョースケに対して、クサビ型進行、左側からチョースケの体の下をくぐって右側へ、かと思うとまたまた左側へ行ってV型進行。笑!!

 まるで惑星のようにチョースケの周りから離れようとしない。しかも散歩の後半からは疲れてしまったのか、チョースケに対してクゥンクゥンと鼻を鳴らす。
(チョースケおじさんーん、もう疲れたから帰ろうよぅ~)
ととでも言っているのだろうか。
 それだけならまだいい。
チョースケの首元の長い毛を噛んだり、前後の足を噛んだりして帰りたい意思表示を続けるのだ。

 仕方ない・・・やむなく休憩をして、ヨッチャンを休ませた。
ふぅ~~、よっちゃんは尻を付けてひとまず休憩。ま、やむなし。まだ3ヶ月の幼犬だからね。たったの1キロ少々でも遠出で疲れたんだろうね。5963!


ヨッチャンはチョースケに対し、クサビ型の歩行をする。



5772.お笑い愛犬物語/足長おじさんのチョースケ 返信 引用

名前:のなか悟空 日付:5月28日(火) 23時9分

■お先にどーぞ
 よっちゃんには日に2度食事タイムがあるが、マック爺とチョースケおじさんは日に1度だけの食事だ。それだけにマック爺などは頭も目も耳も鼻も不自由でありながらも、1度だけの食事に対する意気込みはスゴイ!間違ってもヨッチャンがマック爺の食器に近寄りでもしようものなら威嚇の唸り声を発し、それでも近づけば牙をかます。よっちゃんは驚いて、「わんわんわん」と黄色い声で反発する。

 ところがチョースケおじさんは違う。
夕飯時にチョースケの飯鍋にドッグフードを入れてやると、あららら。ヨッチャンが真っ先に飛びついて飯鍋に頭を突っ込んで食べる。おいおい、ヨッチャン、アンタにゃ赤ん坊用の小さい食器に入れてあげているというのに・・・チョースケおじさんは当初は一度だけヨッャンに威嚇のキバをブチ込んだことはあったものの、今ではすっかり諦めモード。というよりむしろ「お先にどーぞ!」状態。

 というのもしょせんヨッチャンの食べる量ってたかだか知れていて、せいぜいコップ1杯分。だったら待ってよぅということにしたのか。獣の食事で「お先にどーぞ」なんて、まるでせっかちな運転手ばかりの渋滞と同様「お先にどーぞ」と言うに等しく、なかなか出来ることじゃない。そういう意味じゃ人間以上、親以上だと私は感心している。


■まだベツドを伴に・・・
 最近はヨッチャンも貰ってきた時より、体の大きさも倍くらいになった。以前は多少寒かったせいもあって、ヨッチャンがチョースケの小屋に入って一緒に寝ていたのだが、実は今でもまだ一緒に寝ている。

 夜中や早朝にたまに玄関を開けると、犬たちが小屋から出て来るのだが、1立方メートル少々のチョースケの小屋から、ぞろぞろと2匹が出て来る。www。

 まだヨッチャンがそんなに大きくないからいいけれど、もともとチョースケだけでも窮屈そうなその小屋の中に、コーギーと柴犬の合いの子のヨッチャンがもっともっと大きくなってしまったら、いったいどういう状態で小屋の中に寝るのだろう。


ヨッチャンが食べ飽きるまで待っているチョースケおじさん


5807.お笑い愛犬物語/よっちゃんに食事を譲るチョースケ 返信 引用

名前:のなか悟空 日付:6月10日(月) 23時13分

■野生の食の序列
 うちの3匹の犬たちの食器はそれぞれ別々で、ロープで繋いでいるシェパードのチョースケを除いて、放し飼いのマック爺と子犬のよっちゃんの食器はチョースケの届かない離れた場所に置いてある。チョースケに食べられてしまうからである。

 マック爺とよっちゃんの食器も10メートルほど離して置いてある。マック爺とよっちゃんのお互いに食事の権利を犯さないための配慮ではあるのだが・・・。

 
■マック爺とよっちゃんの力のバランス
 よっちゃんはマック爺の食器にちょっかいを出そうとするが、そうは問屋が下ろさない。マック爺は唸り声を発して威嚇して追っ払う。マック爺は意地が悪く、自分が食べ終わるとよっちゃんの食器にも食べに来る。そしてまたよっちゃんが近づくと威嚇して追っ払おうとするのである。

 だが、最近は均衡が壊れつつある。よっちゃんは3ヶ月の子犬とはいえ、柴犬75パーセント、コーギー25パーセントのミックス犬ではあるが、柴の血が濃いのかナカナカ強情で意地が悪い。自分が食べている時にマック爺が近付くいてくると、ウナリ声を発してマックを追い払おうとするのだが・・・残念ながらマック爺は耳は聞こえず目も見えない。よっちゃんの唸り声を無視して近づき、たまによっちゃんに鼻先を噛まれてしまうこともある。


■よっちゃんとチョースケの力のバランス
 チョースケはよっちゃんの何倍もあるし当然チョースケの方が問題にならないくらい強いのだが、チョースケはよっちゃんの父親代わり。チョースケの食器にどっさりドッグフードを入れると、よっちゃんは自分の食器にも餌があるにもかかわらず、よっちゃんが頭を突っ込んで食べる。

 当初の頃は2匹で仲良く食べていたのだが、よっちゃんがさほど食べられないのを知ると、チョースケはよっちゃんが好きなだけ食べるのを傍観するようになった。そしてよっちゃんが食べ終わって自分の食器に去っていくと、チョースケがやおら自分の食器に向かうのだ。

■チョースケの心
 これがもしマック爺がチョースケの食器に頭を突っ込んだら、チョースケは許しておかない。飛びかかってその自慢の牙をブチ込む。チョースケとよっちゃんは赤の他人ではあるが、チョースケは小さな犬に対しては心優しい犬なのである。

 思い起こせばパピヨンのパピ姫の時も、ポメラニアンのタヌキ爺の時も、チョースケは自分の食器で彼らが食べるのを歓迎はしなかったが、そうそう牙をブチ込んだという記憶もあまりない。
 ただ・・・一度だけはどの犬に対しても牙をブチ込むのだが、成犬はそれを覚えていて二度とやることはないのだが、よっちゃんはまだ赤ん坊に毛が生えたような犬だから、一度ガブリとやられてもまたチョースケの食器に頭を突っ込むものだから、チョースケも諦めてしまったようなのである。だって相手は子犬だもん。

★写真はよっちゃんが食べ終わるのを待っている義父のチョースケ。




5808.お笑い愛犬物語/よっちゃんの縄張り! 返信 引用

名前:のなか悟空 日付:6月11日(火) 8時58分

■堂々と片足を上げて放尿!
よっちゃんはまだたったの3ヶ月の幼児犬。人間に例えればたったの5-6歳なのだよ。柴犬75パーセントとコーギー25パーセントのミックス犬。ま、雑種だわな。そのよっちゃん、柴犬の父親の血が濃いのか極めて気が強い。

 したがって縄張りへのマーキング意識も強いのか、散歩コースで初の「片足上げて」のマーキングを発見。そのご注視している何度もやっていた。www。

「おいおい、たったの5歳で縄張り意識が働くって、おまえよほどの意地悪か頑固者だねぇ」と言って笑ったのである。いい番犬にはなるだろう。楽しみである。


*sinazuni yokatta!
食いしんぼうのヨッチャンはチョコチョコ動くもんだから、昨夕はフィラリアの薬をマック爺の分も、チョースケの分の一部も食べてしまい、ヨッチャンの適量の4倍も食べてしまった…もしかして死ぬか・・・と思っていたのだが、今朝もいつものように元気だった。安心!





5835.お笑い愛犬物語/庇を貸して母屋を取られる 返信 引用

名前:のなか悟空 日付:6月22日(土) 9時3分

■庇を貸して母屋を取られる
 子犬のよっちゃんは夜のひとり寝が寂しいため、シェパードのチョースケの小屋に緊急避難をして一緒に寝ているとは以前書いた。

 とはいえ、子犬のよっちゃんは日々成長をしていて、いずれ大きくなってしまったら、いくら柴犬とコーギーのミックスだからといっても小屋が狭くなってしまうんじゃないかと危惧はしていた。

 ほらみろ---このところ様子を伺うと、チョースケの小屋に日々入り浸っているのはヨッチャンで、チョースケの方はというと、殆ど小屋の外で寝ている。まぁ、季節的に寒い時期ではないものの、これでは「庇を貸して母屋を取られる」のコトワザ同然なってしまったものだと、飼い主としてはチョースケに同情している。だってヨッチャン用のちいさな小屋は別にあるのだから。



5836.お笑い愛犬物語/野生の序列 返信 引用

名前:のなか悟空 日付:6月23日(日) 6時26分
■野生の序列
 我が家最強で賢く、且つ紳士であるシェパードのチョースケは別にして、現在最古参で最長老であり、且つ目も耳も不自由な17歳のマック爺と、3ヶ月の幼児犬ながらテリトリー意識が強く、且つ柴犬の血を引いて意地の悪いヨッチャンとの野生の序列争いが熾烈な今日この頃である。


■先に食べていた方が威嚇する
 ヨッチャンの食器でマック爺が先に食べていたら・・・近寄って行くヨッチャンをマック爺がウナリ声でヨッチャンを近付けない。

 逆にマック爺の食器でヨッチャンが食べている時、マック爺が近づいて行くと、わずか3ヶ月のヨッチャンはマック爺をウナリ声で威嚇して近づけさせない。

 ということで現在は17歳(人間の年齢では80歳以上)のマック爺と、僅か3ヶ月(人間の年齢で5-8歳)のヨッチャンの力のバランスが拮抗している状態だ。近い将来、キカン気のヨッチャンがマック爺を凌駕する日が来るはず。これは野生の掟、やむをえない現実。


■チョースケの実際
 7歳のチョースケは子犬のヨッチャンには寛大で、自分の食器の中のエサをヨッチャンに食べられてもぜーんぜん平気で、一緒に食べるかヨッチャンが食べ終えるのを待っている。というのもヨッチャンの食べる量は少ないので、食べ残すのを知っているからだ。

 かといって相手がマック爺ならチョースケは黙っちゃいない。野生の掟を破ったマック爺に対し、迷うことなく自慢のキバをブチ込むのだ。



5849.お笑い愛犬物語/6-7m先は行けませんwww 返信 引用

名前:のなか悟空 日付:6月27日(木) 8時51分

■天下を謳歌する割には・・・
 ただいま子犬のヨッチャンは我が家では天下を謳歌している。チョースケのエサ皿からは、(自分エサ皿かあるにも拘わらず)自分が先に食べてしまうし、マックのエサ皿にも口を付けてマック爺を威嚇するうなり声を上げて、マック爺を寄せ付けなくってしまうという、ワガママでやり放題で我が家の天下を謳歌している。

 のだが・・・散歩の途上、ゼッタイに車が来ないエリアになるとヨッチャンのロープを外してやる。さそげかしワガママ勝手でやり放題のヨッチャンはとんでもない方に勝手に行ってしまいそうなのだが・・・

 あらあら・・・ヨッチャンたらスタコラさっさ、と1人で先に行ったまではいいのだが、せいぜい6-4メートルも行くと、立ち止まって私とチョースケの様子を伺って、不安そうに待っている。

 まだまだチョースケと見えないロープで結ばれているのね。キカン気ではあり、我が家の天下を謳歌するヨッチャンではあるが、まだまた生後たった4ヶ月の子犬なんだよねwww



5897.お笑い愛犬物語/その×× 返信 引用

名前:のなか悟空 日付:7月14日(日) 9時24分

<マック爺の墓穴を掘る>
 推定年齢17-18才のマック爺。
妻の実家で子犬の頃に貰ってきたというマック爺も、このところの暑さでいよいよ苦しくなってきた様子。

 去年の夏は「この夏は越せまい・・・」と思っていたのだが、夏を乗り切り、去年の冬では「この冬は越せまい」と思っていたのにもかかわらず冬を越した。マック爺の生命力には恐れ入る。

 だが、このところ食欲以外は、番犬としての役目も、性欲も失せてしまいはすっかり枯れてしまったマック爺。今度こそこの夏が峠では・・・と思っている次第。


<ぜぇぜぇ声が異常>
 酷暑の犬たちは辛い。それは重々わかっている。
が、意外と平気なのは子犬のヨッチャン。シェパードのチョースケはもうすぐ8歳だから酷暑はこたえている様子。
 マック爺になると深夜、ぜぇぜぇぜぇと酷暑に耐えかねてあえいでいる息遣いが、家の裏手の涼しい場所から聞こえてくる。

 日本犬は何万年も前から日本の風土で育ってきた。
マック爺は先祖代々、この日本の風土でその遺伝子が残されてきたから、もっとも日本の気候風土に対応した犬種である。
だから、酷なようだが暑いからと言って屋内に入れたり、冷房を当てたりはしない。自然に生まれて、自然に死んでいく日本犬としての天命を全うさせる。既に人間の年齢でいえば80-90歳。充分生きてきたのだ。

 マック爺の老犬としての生涯は、当然自ら私の生涯にも投影する。寿命は天命である。宇宙天体の動きの中のたったひとつの命が生まれて消滅する。それは宇宙の営みの中で瞬時のことなのだ。


5898.お笑い愛犬物語/その×× 返信 引用

名前:のなか悟空 日付:7月14日(日) 10時5分

<ヨッチャンの近況>
 今年の3月生まれのコーギーと黒柴が混血のヨッチャンは、すでに生後6か月。パッと見は耳が大きくて短足の黒柴に見えます。柴の血を多く引くらしく、どうしょうもないくらいのやんちゃでキカン気。気性は荒い。

 耳は写真のようにピーンと立っていて、その気性を表しているかのよう。散歩に出るとまた幼いクセして、ちゃーんとマーキングをするから恐れ入るwww。

 子犬が靴を咥えるのは当たり前のことだが、人間や他の犬のカカトと唇を咥える。カカトを咥えるのは牧羊犬として家畜を集める際にカカトに食いつく遺伝子の表れだろうか?他の犬の唇を噛むのはなぜだかは不明。


<バリバリの番犬>
 また幼犬のクセしてマーキングをするだけあって、テリートリーを守ろうとする番犬としての才能も極めて大。シェパードのチョースケが吠えたり警戒する動きを見せれば、自分は小っちゃくて警戒の対象が見えなかったとしても、猛烈に吠える。ちっちゃいクセに、いっちょ前に尻尾をピーンと立てて吠える様子は微笑ましくて楽しい。

 このヨッチャンは後15-16年は生きてくれるだろうから、もしかして飼い主の私よりも長く生きるのだろうか?私が送るか送られる立場になるのか、微妙なところである。


<庇を貸して母屋を取られてしまいましたwww>
 当初は自分の小屋があるというのに、寂しかったせいかチョースケの小屋で寝起きしていたのだが、最近ではすっかりチョースケの小屋を占有し、持ち主のチョースケは外で寝ている宿無し状態。ま、それでも夏季だから寒さは問題ないだろうが、蚊に刺されてしまうだろうに…それを心配してヨッチャンを彼の小屋に寝るように誘導中であるが、飼い主の意向を全く無視。相変わらずチョースケの小屋で寝起きしている。




お笑い愛犬物語/わがまま過ぎるヨッチャンの巻 返信 引用

名前:のなか悟空 日付:7月18日(木) 9時18分

<野生の掟を無視するワガママ>
 昨夕のことだ。
マック爺の食器にご飯を入れると、真っ先に飛んできたのはヨッチャン。食器に顔を突っ込むと一目散に食べ始めた。こうなると食器の前で待っていたマック爺の面目は丸潰れ。マック爺が唸り声をあげて威嚇するが、ヨッチャンは無視。それどころかヨッチャンの方がマック爺に対して威嚇の唸り声。結局2匹で唸り声を上げて威嚇しあいながら、マック爺の食器で食べていた。ここでどちらからも攻撃しないところを見ると、両者の力が拮抗しているか、ケンカよりは食べることを優先したのだろう。

 こりゃマズイ!
と思った私は、すぐさまヨッチャンの食器にご飯を入れてやった。するとヨッチャンは飛んで来て、自分の食器に頭を突っ込んで食べ始めた。やれやれ、これで一安心。ゆったりとチョースケの食器にご飯を入れてやったら…あらららら、、、またまたヨッチャンが飛んで来て、頭を突っ込んだのだ。これを見たチョースケはやむなくヨッチャンの食器で食べることにしたのだ。

<チョースケにだって威嚇する>
 食べるのが速いチュースケはアッと言う間にヨッチャンの食器を空っぽにして、自分の食器を見ると…まだまだヨッチャンが食べてる。それどころか、ヨッチャンはチョースケを近づけないように威嚇の唸り声を発している。

 チョースケ、遠慮することは無い。自分の食器で食べればいいのだ。そこで私はチースケに向かって、食器を指差して「ヨシッ!」との指示を与えたが、チョースケは困った顔をしたままだ。相変わらずヨッチャンは唸り続けながら食べている。

<満腹になっても威嚇>
 このヨッチャン、チョースケの食事の量は多いから、当然食べ残す。そこでチョースケが食べればいいのだが・・・ヨッチャンったら自分が満腹になって食べ終えたにもかかわらず、食器のそばを離れようとはしせず、チュースケに対して威嚇の唸り声を発し続けている。
 ヨッチャンのワガママには呆れたのだが、いつかチョースケの逆鱗に触れて大きな牙をブチ込まれなければいいがと思っているのだ。

 チョースケといえ私の顔色をうかがいながら、困った顔をして「待て」の格好をして待っているからいじらしくなってしまう。
 だが、利口なチョースケはこれまで迷い犬や捨て犬を私が保護してやった時、ことに小さな客人に対しては非常に寛大で、私が丁寧に扱っている小さな犬に対しては、滅多な事では牙をブチ込まない優しい一面も持っている。

 ヨッチャンのワガママに呆れると同時に、チョースケの利口さと寛大さに改めて驚いた次第である。もしチョースケが亡くなっても、私が次に飼うのはシェパードにするだろう。



5915.★お笑い愛犬物語/草食系のヨッチャン 返信 引用

名前:のなか悟空 日付:7月19日(金) 17時14分

<草食系のヨッチャン>
 ケタはずれなやんちゃ坊主、柴犬とコーギーの雑種のヨッチャンは食べ物に関しては意外と軟派で、草食系だというのが分かった。
 昨日のこと、食べ残したメロンを与えてみたら…食べちまった!驚いてつぎにスイカの食べ残しを与えてみたら…あーらま、また食べる。ここまでは珍しくないかもしれない。そこで今度はトウモロコシ・・・ああらら!これまた食べる!

 夜−−−もう犬たちの食事は終わっていたのだが、自分の食べ残しのキュウリとトマトだ。試しに食器に入れてあげたら・・・げげっ!!キューリもトマトも食べちまったぜぃ!!これにはたまげた!それなら、と食べたバナナま皮を与えてみると…もちろんカジっていた。またまた試しにイチジクは・・・イチジクも食べる。これはシェパードのチョースケも食べた。これも新発見。


<キューリとトマトも食べる!>
 翌朝、再びキューリとトマトを与えてみたが…食べない…??なんで??
良く考えたら、昨夜のはドレッシングなどかけて味付けしてあったものだったからか?それで再びキューリとトマトに味付けをして、食器に入れてあげると・・・ガツガツと食べたのである。笑えることに、チョースケもつられて食べてしまったから驚いた。

 ま、子犬のヨッチャンは味覚が固定化してないので、なんでも積極的に食べるのだろう。そこで夏になるとキューリやトマトやスイカが出来過ぎて人間が飽食状態になってしまうのだが、草食系のヨッチャンがいてくれれば、すべて捨てずに済む。私の作った農作物が無駄にならなくて済むのだ。ああ、良かった。


お笑い愛犬物語/よっちゃんの順位

2013-8月10日(土) 22時44分
<マック爺を超える>
 外気温が35度や37度になっている昨今の猛暑が続く中、マック爺は今にも暑さに息が絶えてしまうのではないかと思える中、さすがに一番若く育ちざかりの生後5か月のヨッチャンは平気だ。
 ここは犬に例えなくても人間の子供達でもこの暑さの中、野球やサッカーに興じているところを見ると、我々初老の人間はとても太刀打ち出来ないと諦めてしまう気持ちはよーく理解できる。要は生命力の差で、これからの命と、もう盛りを過ぎてしまった命の差であるのは、残酷なようだが明白な事実。

 さて、こういった事実を踏まえて、諸事、マック爺とヨッチャンを比較してみるに、明らかにいろんな事象でヨッチャンがマック爺よりも優位に立ってきた。それはどういったことから推測できるのかと言うと、食事を除き、自分の興味ある対象に対する優先順位等々、ヨッチャンがマック爺に対して遠慮したり、先を譲ったりすることは無い。逆にマック爺の方がヨッチャンに対して、すべてを優先させている。

 たださすがのマック爺も自分の食器に入れられた食事に対してだけは、優先権を主張して唸り声を出し、牙を剥く素振りを見せている。


<チースケをも超える?>
 このヨッチャン、食事に関しては、こと自分の食器であろうが、先住犬でありボス犬である、シェパードのチョースケの食器であろうが、全ての優先権は自分有ると勘違いしている甘えっこでもある。

 食事時意外のオヤツや不規則な食事時は、チョースケの食器に食事を入れてあげるのであるが、いの一番にヨッチャンが顔を突っ込んでしまうので、チョースケは遠慮して食べない。
 そこでチョースケに向かって、食器を指差して「よしっ!」と命令を出すのではあるが、チョースケは諦めている。それでけ食いしん坊のヨッチャンの食事に対する欲求は貪欲なのである。

 これではどちらがボスなのか分からなくなってしまうが、チョースケはヨッチャンを甘やかして大目に見ているふしがあり、ヨッチャンはそれに胡坐をかいて甘えまくっている不良息子の感がある。


5956.お笑い愛犬物語/マック爺をからかうヨッチャン

名前:のなか悟空 日付:8月12日(月) 9時40分
<コーギーの血がそうさせるのか?>
 ヨッチャンは生後6か月のコーギーと柴犬のミックス犬である。が、正確には柴が75%でコギーが25%ではある。

 コーギーという犬種はヒーラー(牛や羊などのかかとに噛み付いて、吠えながら追いかける)として繁殖された犬種のため、散歩中の飼い主の足に噛み付くこともある。とネットに載っているが、事実、私のカカトによく噛み付くので、後ろに蹴っ飛ばして食いつかないようにしたものの、このカカトに食いつく行為は先住犬でありボス犬であるチョースケに対してもやるし、高齢犬のマック爺に対してもやっている。

 チョースケなどは面倒見がいいから、(やめろやめろ)とは言いながら、子犬だからしょうがないと大目に見て諦めてはいるものの、ヨボヨボのマック爺には冗談では済まされないほど深刻な話だ。


<やめろ、やめろ、ちゅーのに!!>
 朝、まだ薄明るいうちからマック爺が犬語で
(こらっ、やめんな、やめろっちゅーのに!)
という吠え声が聞こえてきた。

 いったいなんだってんだ!そう思って外を覗いてみると・・・そこではヨロヨロで辛うじて立っているマック爺の後ろ足のカカトに噛み付いてじゃれている、いろむしろからかっているヨッチャンの姿。

 マック爺は耐えかねてヘタリ込んでしまうのだが、またマック爺が立ち上がると同じことを繰り返して、マック爺がそのまま立っていたとしても、後ろ脚のカカトに噛み付いたまま引っ張るものだから、マック爺はいやいやをしながらも後ろに引っ張られてしまい、またまたヘタリ込んでしまうということを繰り返している。
(犬語で=やめんか、こらっ!やめろ、やめろ〜!)
とマック爺は悲鳴ではなく、説教語で吠えているのだが、ヨッチャンは面白がってやめない様子。それはまるで不良のガキどもが、ホームレスをからかうニュースを思い出す。

 俺は不快になってヨッチャンを呼んで止めさせたが、ヨッチャンだってこれは本能だから、雄犬に立ちションを止めされるほど無理に近いのかもしれない。いずれにせよ、このヒーラーという本能行為に対する対策は必要だ。


5983.お笑い愛犬物語/盗人ヨッチャン 返信 引用

名前:のなか悟空 日付:8月27日(火) 17時24分
■盗癖(笑)
 ヨッチャンは柴犬75%、コーギー25%の雑種。生後半年ほどの活発な子犬だ。この時期、スイカだってメロンだって、トウモロコシだって、ブドウだって、イチジクだって食べてしまうヨッチャンには・・・実は盗人の盗癖がある。(笑)

 昼間、家人が外に出ている隙を伺って、開けっ放しの玄関から中に入り、居間にある子供のおもちゃやぬいぐるみを咥えて外に出て、それで遊んでいる・・・形跡がある。
 
 また深夜、家族の誰もが寝静まった深夜、暑いので開けっ放しにした玄関からソロソロと侵入すると、昼間と同じように居間にある子供のおもちゃや玄関マット、その他なんでもヨッチャンが遊び道具だと判断したものを咥えて外で遊んだ・・・形跡がある。

 玄関の上がり框(がまち)には足をかけないように、当然家には上がらないように教育はしてはいるのだが、やはり上がりたい衝動は家人がいない時に限って抑えられないようだ。




5985.お笑い愛犬物語/お掃除犬のヨッチャン 返信 引用

名前:のなか悟空 日付:8月27日(火) 17時54分

■食いしん坊の子犬のヨッチャンが、なんでも食べるのは説明済み。家に上がるのが禁止の外飼犬というのも説明済み。

 だが・・・これが緊急事態だと話は別!
我が家には現在、1歳8か月の乳児がいる。この子が犬にも劣らぬほどの散らかしっぷりは、まるで家の中に猿でも飼っているかのような状態で、居間を散らかしほうだいに散らかす。
 当然、食事時の大変さったらない。とはいえ、亭主の私は何も世話はしないものの、子供が食べ物をテーブルの下にひっくり返した時は別−−−。

 ここは緊急避難的に、「お掃除犬よっちゃん」の出番と相成る。
小さなヨッチャンを抱えて、食べ物が散らかった場所に連れて行くと、普段は居間に上がるのを禁止されているため、最初は遠慮をしているものの、当該食物を発見すると、ほ〜らほらほら「お掃除犬」に早変わり。きれ〜いに食べてしまうどころか、舐め上げてくくれるものだから、布巾も雑巾も不要。(笑)
食いしん坊のヨッチャンも目的によっては、立派に使役犬として役立つのだ。

★写真は3匹の揃い踏み
手前/ジャーマン・シェパードのチョースケ/8歳
中/雑種のヨッチャン/6か月
奥/甲斐犬(と言われている)マック爺/17-18才の高齢犬




5986.お笑い愛犬物語/敬老なさい!よっちゃん! 返信 引用

名前:のなか悟空 日付:8月27日(火) 18時18分

 きかん坊のヨッチャンは柴犬とコーギーの雑種。
生後1か月ほどの子犬で貰って来たものの、現在は6か月のイタズラ盛り。しかも柴犬のもつヤンチャさと、コーギーのもつ家畜の後ろ脚を噛む癖が出まくって、先住犬の長老犬、マック爺の地位を超えてしまった。

 当初、ヨッチャンが小っちゃい時はマック爺が威嚇していたものの、今は逆。
足腰のおぼつかないマック爺の後ろ脚を噛んで、マック爺が
「こらー、やめろ!やめろっちゅーに!」
と吠えても聞かず、
「やめてくれー!頼むからー」
に代わり、最後は
「いてぇよー、キャインー!」
となってしまう。

 それはもう敬老どころか、完璧なイジメ。
それを見るとすぐに中止させる。利口なジャーマン・シェパードのチョースケには、先住犬のマック爺の地位を超える時にもそういったイジメはしなかったが、このヨッチャンは違う。

 いずれマック爺が亡くなり、チョースケが老いた時、チョースケ超えをするヨッチャンは、果たして同じようなイジメをするのだろうか?あたかも義父のようにして優しく寄り添って来たチョースケに対し、まさかそんな親不孝な事はしなけばいいがと願うのみ。




5987.お笑い愛犬物語/今夏も墓穴はお見送り 返信 引用

名前:のなか悟空 日付:8月27日(火) 20時35分

■お笑い愛犬物語/今夏も墓穴はお見送り
 今夏、年齢が17歳の老犬マック爺は、夏の暑さに耐えられないだろと、墓穴を掘って準備していたのだが・・・耐えた。

 ということは・・・今年の冬を越せるかという問題になる。
これくらいの高齢犬になると寿命の単位が半年ごとになる。2度にわたる皮膚ガンもいつの間にか消え、目も見えず、耳も聞こえず、鼻も臭わなくなったまま、今は飄々として生きている。17星霜生きてきたマック爺を、敢えて耐暑、耐寒のために人工的な保護はせず、自然に任せたままただ温かく見守るだけ。




お笑い愛犬物語/サイレンに吠えろ!
@雷には無頓着
 犬によっては雷の音に過剰反応をする犬もいる。これをシャイと言うのだそうだが、老犬のマック爺の耳が聞えていた頃は、カミナリにひどくおびえていた。雷が鳴ると狂ったように上り込んで(家に上がるの禁止!)、奥の部屋で震えていた。

 ところがシャパードのチョースケも、子犬のヨッチャンも、雷の音には無頓着。これは彼らを子犬の頃ら貰ってきたころから、私が部屋の中でドラムを叩いているので、大きな音には慣れてしまっているのか、それとも先天的に臆病じゃなくて、豪胆なのか。全く雷の音は意に介さない頼りになる男犬なのである。...

Aサイレンに吠えろ!
さて、マック爺の耳が聞えていた頃は、市内の放送がスピーカーから流れると一緒に遠吠えをしていたのだが、耳が聞えなくなってしまった今はそれをしない。チョースケにはそんな兆候は全く無いが、ヨッチャンは救急車や消防車のサイレンの音が聞こえると、まずは不審な音と判断して吠える。さらにそれが長く続けて聞こえていると、一緒になって遠吠えをするのである。

 犬もさまざまだが、そんな3匹の犬たちの観察をしていると面白い。犬にもそれぞれいろんな性格があるものだ。

★写真は3年ほど前に16-17歳で亡くなったカン爺(柴犬)の、最後の1か月くらいの写真。背中が曲がってちっちゃくなってしまった。それでも性格だけは頑固一徹で、他人の同情は受け付けなかった。そんなカン爺を見守るシェパードのチョースケ。
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■お笑い愛犬物語/盗人よっちゃん
日付:10月18日(金)  

生後9か月の子犬のヨッチャンはヤンチャ盛り。 このところ急激に成長してきたせいか、子供の頃の愛らしさは消えつつあり、目つきに野性味と狡猾さが出て来た。  他の2匹の犬には家には上がってはイケナイと教育しているのだが、このヨッチャン、飼い主の私が見ている時には、上がり框にも掃出しのアルミサッシにも足はかけない。汚れてしまうのでそういうようにシツケをしたのだ。  だが----玄関を開けたまま敷地内の離れの建物に行って来るたった数分の間に…玄関マットを見ると、ちゃーんと屋内に上がった痕跡が残ってる。ほかならぬヨッチンの足跡だ。  私の目を盗んで、サササッ!と居間に上がり、テーブルの上にある食べ物を失敬したり、子供のぬいぐるみなどを食わえてサッとまた外へ戻る。だから子供のぬいぐるみが外に転がっている時は、ヨッチャンが家に上がった証拠なのである。

つい先日のこと、居間でパソコンをやっていたら、すぐ脇でカサコサと音がした。妙だな?と思って振り向くと、そこにはヨッチャンが抜き足差し足で上がって来て、テーブルの上にあったパンのパッケージを破ろうとしていたのである。 「こらっ!」 ヨッチャンを叱りつけると、彼は脱兎のごとく外へ逃げた。  悪いことを悪いと知りつつも、屋内にある食べ物やオモチャに対して、興味が尽きない。そしてそれを食べたり触ったりしてみたい幼犬のヨッチャン。憎むに憎み切れない可愛さをまだ留めている。

お笑い愛犬物語は1〜8までありますがリンクしていません。っていうかできません。涙。